【World of Tanks】戦車レビュー M4A3E8 Fury
寸評:これ買うくらいならRudyかCromwell B買え
数年前のブラピの映画のコラボ車両で、購入するとなんとブラピが貰える。
尤も、ほとんどの人は元々自分で持っている乗員に載せ替えてしまうので、ブラピは倉庫で眠ることになる。哀れ。
見た目はすこぶるイカしているが、特筆すべき長所は見た目だけである。
攻撃力
驚異のDPM2091。
そしてなんとこのTierで走り撃ちが当たることがある(よく当たるとは言っていない)。
そしてそれくらいしか褒められる点がない。
AP貫通は128mmと寂しめ。単発も115dmgと寂しく、精度も今ひとつ物足りない。
貫通が不足しているのは側背面に回り込めというWG神の啓示なのかもしれないが、そもそも回り込むだけの機動力はない。
結局どんな敵に対してもAPCRをばら撒く形の戦い方になるので、課金戦車なのに猛スピードでクレジットが削れる。
課金戦車なのにTier10MTと同じくらいクレジットをもりもり食べる。すごい。
どうしてこうなった。
防御力
そんなものはない。
足も遅いのでハルダウンすると自走砲にしこたま撃たれてすぐ死ぬ。
辛い。
この戦車に限った話ではないが、Tier6-7くらいの戦車の性能について
「良好な俯角を活かしてハルダウンで戦おう」
って言うエアプおじさんを時々見るけど、このTier帯ではM44とかHumelとかFV304とか、単発も精度も装填も優秀なイカれたウンコマンが沢山居てハルダウンしたら即死するわけで、この戦車もその例に漏れないので自走砲の斜線が通るところ(=ほぼマップ全域)で絶対にハルダウンをしてはいけない。
(もっとも、このTierには車高がある程度あるのに俯角が全然とれないType58やFireflyといった粗大ゴミがいるので、そのへんと比べたら随分マシではある)
機動力
同格MTでの下の方の部類。
大変モタモタと動くので開幕で通行料を取れない。
陣地転換も辛い。
キビキビ動けよキビダンゴ。
隠蔽と視界
車高が高いこともあり、隠蔽も極めて劣悪。
視界は良好なので眼鏡を積んで遠距離からAPCRで重戦車をぶちのめそう。
そしてクレジットを溶かそう。
総評
見た目のカッコよさは課金戦車随一だが、性能面は殆ど期待できない。
物好きしか乗らないので3優等基準も低い。
そして画質が低いとテクスチャが甘く、優等マークのクッキリ具合に比して砲身の「Fury」がボンヤリしてしまってあまりカッコよくない。
もっとも近年の通常戦車より強い課金戦車群がおかしいという話で、本来課金戦車はこの程度の性能が適当なんだろうと思う。