戦車レビュー Strv m-42/57

Sweden Tiet6 Medium Tank "Strv m-42/57"

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1.概要

ゴミ

買うに値しない。

 

 2.主砲

APCR貫通190mmで格上に対してもダメを取れる!

ローダーなのに精度0.35!連射しても当たるぞ!

絞りもよく移動後でも比較的速やかに射撃に移れる!

この戦車の褒められる点は以上の3点のみとなります。

 

まず、弾倉火力150×4=600というのは「敵に削られるとクソウザい」ダメージではあるが、自分で使うと「今ひとつたりない」程度。

発射間隔2秒というのは高Tierの戦車なら強いアドバンテージだが、

周りも3秒4秒で撃ってくるTier6界隈では撃ちきるまでに反撃されるどころかこっちの3発目を撃つ前に反撃されうる。

さらにDPM換算で1600程度しかなく、瞬間火力もアベレージでの火力も今ひとつたりない。

特に低Tier特有の「敵が大挙して平原を押し寄せてくる」というシーンで600ダメージしか取れないのは非常に厳しい。

 

さらに俯角-6度、仰角+12度と砲の取り回しが非常に悪い。

特に仰角の取れなさがこの戦車の活躍のシーンを絶望的に刈り取っていく。

詳細は後述。

俯角に関してはそこまでストレスはたまらない。

 

 

3.装甲と体力、モジュール配置

3-1.あらゆる榴弾が貫通する装甲

  走り出しがややもっさりしている、

  旋回がいまいち、

  オートローダー。

  ∴死ぬ。

 

3-2.体力700HP

  700<390×2

  700<240×3

  ∴死ぬ。

 

3-3.モジュール配置

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狭い砲塔に色々詰まってるのでハルダウン時に撃たれるといろいろ壊れる。

特に乗員が面白いくらいに死ぬ。

他の国の人は直径152mmの弾を体で受けとめてもバリバリ働けるほど丈夫だったりするのに、スウェーデン人は76mmの弾が体に当たっただけではじけ飛ぶ。明らかに鍛えたりない。

ちなみに上の画像では装填手が2回死んでる。

 

3-4.車高

Tiger1に迫るレベルに高い。IS-3より断然高い。

並のMTが隠れられる稜線で頭を抜かれる。

 

 

4.視界と隠蔽

隠蔽はクロムウェルBと同程度。

つまりクロムウェルBを買ったほうがいい。

 

ちなみに視界は350m。ゴミと表現するだけでは物足りないレベルに劣悪。

AMX13と同じ砲塔なのにどうしてここまで視界がないのか。

スウェーデン人は生まれながらにして目にハンディキャップを背負っているのか。

スウェーデン政府は早急に眼科医を育成して国民の健康増進をはかるべき。

 

 

5.機動力

クソ戦車らしく低レベルにまとまっている。

平地で40キロちょっと、旋回はまったり、加速はもっさり。

キビキビ動けよキビダンゴ。

 

あと車高高い癖に車幅がなく重心が高いためバランスが著しく悪い

小さい段差に乗り上げただけでグワングワンと揺れ今にも横転しそうになるので見ていて危なっかしく非常にストレスが溜まる。

 

 

6.運用

6-1.前線で

装甲がない上に体力700と人を馬鹿にしたような生存性のなさが光る。

122mmに撃たれただけであの世にリーチがかかる。

自走は貫通する、避ける足もない。

4発全部入れてもTier7HTの体力が半分も削れない上に4発入れるまでには6秒かかるのでそもそも撃ち込む機会があまりない。

Tier7はまだしも貫通190mmでTier8の正面を全弾貫通させるのは実に厳しい。

前線での戦闘において様々なハンデを背負っているため、マップにおける重要なポジションを取りに行きづらく、ゆえに勝ちにつながる動きを困難たらしめている。

 

6-2.敵の側背面を取れるか

そもそも時速40キロなので陣地転換が辛い。しかも視界350m。

未知の世界に単身飛び込んでいくのがもはや自殺行為。

さらにTier6前後では

「全く意味のない、どこにも射線が通らないポジションで虚空を眺めている敵」

が結構いるため予期せぬ敵と鉢合わせしうる。

そういった敵に対して弾倉火力600だと絶対に殺せないし絶対に殺されるというシチュエーションが発生しうる。

つまりうんこ。

 

6-3.芋れるか

答え:芋すらできない。

平地で時速40キロの鈍足は

「前線が崩れるまで後ろから撃って、前線が崩れたら自分は即座に退く」

ことを不可能にする。

つまりまさに目の前で孤立したHTが囲まれている時、多くの車両では稼げるチャンスなのに対し、この戦車では180度反転して爆走ドライブを強いられるのである。

 

そして芋において真価を発揮する仰角+12度

おじいちゃんのエレクチオンじみた仰角は実際運用していると様々なシーンでの狙撃を不可能たらしめており、他の戦車では気にも留めない仰角さんが実はいろんなところで活躍していたんだなぁと認識させてくれる。

 

そもそもDPM1600強で芋ったところでどうにもならないのである。

MTで芋るならファイアフライとかDPMある奴で芋ったほうがよっぽどチームのためになるのである。

 

7.最大の弱点

こいつMTなのにスウェーデンツリーTier8以降HT

 

 

8.総括

敵に居て奥からペチペチ撃ってくるとクソウザい。

しかし結局はそこ止まりの戦車なのである。

「前線も張れないし、視界も取れないし、狙撃性能も低い」本車は、「MTで前線を張れるし、視界も取れるし、狙撃もできる」という現在のWoTに対して一石を投じたと言えるのではないだろうか。

 

同TierにクロムウェルBやRudyといった本車よりはるかに優れた課金MTがおり、

さらにEmil1以降を開発すると乗員育成にすら使えなくなる。

車両性能、クレ稼ぎ効率、乗員育成とあらゆる要素において周りの車両に劣っている本車が果たして光を放つときは果たしてやってくるのであろうか。

 

 

9.追記欄

もうしばらく乗る予定なので何か合ったらここに追記します(2016.12.26)。