映画レビュー スター・ウォーズ/最後のジェダイ
【ネタバレ無しの感想】
コアなスターウォーズファンは批判的な目で見るかもしれないけど
2017年に見た映画の中で一番おもしろかった。
スクロールでネタバレ有りの感想
【ネタバレ有り感想】
※リンクをクリックするとネタバレありの感想が流れます。
【ネタバレあり感想・テキスト(反転)】
エピソード7には正直結構不満だった。
ハン・ソロはあっさり殺されるし、ストーリーも全体的にエピソード4を焼きまししただけのように思えた。
今回も「どうせエピソード5の焼き増しなんだろう」「どうせ主人公がカイロレンと対決して、二人が血縁関係にあることが発覚して、最後に主人公が腕を切り落とされたりするんだろう」とかあまり期待せずに映画館に言ったわけであった。
実際始まってみるとあっという間の150分であった。映像は最新技術で凄く臨場感があるし、良い意味で予想を裏切ってくれる展開だった。
エピソード7を見た時はカイロ・レンが、ハリーポッターのスネイクの出来損ないみたいな風貌の、悪い意味ですごい小物にしか見えなかったけど、今回のカイロ・レンはとにかく非常によかった。
中盤でスノークがあっさり殺されるわけだけど、今回のシスの指導者が弟子に不意打ちで簡単に殺されてしまったことで、過去作で強大な敵であったダース・シディアスがいよいよシスの絶対的指導者であったことが改めて強調されたようにも感じる。
フォースが定義づけされたことやルークが変貌してしまったことを批判的に捉えられるファンも多いとは思うけど、私個人としては、この作品がSF映画史に残る偉大なる名作の1つであると確信した。